僕は虚弱なほうだと思います。これまで体が弱いことで色々な思いをしてきました。
体が弱いことを理解してほしいとは思っていません。というより理解されるようなことではないからです。
それでもすごく悔しいことがあり、僕はその場に居ることができませんでした。
体が弱いことは理解されない
残念なことに「体が弱いことは理解されない」と僕は思っています。
それ以前に、理解してほしい、と考えたことは殆どありません。
そもそも、人それぞれ違う悩みを抱えているわけですから、理解したくても出来ないのが自然ですよね。
もし理解してくれる人がいたとしたら、それは「双子」とかそういったレベルになるのかな。
個人的には、理解されないことはわかっているので、相手にもよりますが「そっと見守っていて欲しい」という気持ちで日々過ごしています。
飲み会の席での出来事
ここからは僕の苦い思い出を少しお話します。
僕は体が弱いほうで、「体(身体)が弱い私が40年以上を生活して思うこと・感じること」でもお話している通り、色々な症状や病気を患っています。
その中のひとつに「自然気胸」という病気があります。
簡単にいうと肺付近に穴が空いてしまい、苦しくなってしまう病気があるのですが、再発を何度も繰り返し学生時代の頃から辛い思いをしてきました。
ある日、友達何人かで飲む機会があり(僕は病気の関係で飲めませんが)、たまたまその「気胸」の話題になったのです。
このとき、何となく嫌な予感がしました。
自己管理がなっていない
「自己管理がなっていないんじゃない?」と一人の友達から言われました。
いやいや、そういう問題じゃない・・
自然気胸は、その名の通り何もしていなくても自然に気胸になってしまう病気です。
何か強い衝撃を受けたり、何かの事故がきっかけで気胸になってしまう人もいるようですが、僕の場合そういった理由からではありません。
気胸になりやすい体質ということはわかっていたことなので、生活習慣などもかなり気を付けて過ごすように心がけていました。
病院が悪い
「病院が悪いんじゃない?変えてみたら?」とも言われました。
病院を変えること、セカンドオピニオンのことは一理あります。
僕も色々調べたり検討することもありました。
ですが、自然気胸になってしまう理由は当時不明ということもあり、原因がわからない病気でした。それが故に病院を変えたからといってすぐに体調が戻るわけではありません。
それに病院選びって大変でほんとに難しいものです。
何も知らないのに「○○病院がいいんじゃない?」「大学病院のほうが安心だよね」などなど、言われても説得力ゼロです。
ましてや友達は当時なんの病気も患ったことがない人達です。
怒りを通り越して悲しい気持ち
ブログではお伝えしきれませんが、上記以外にもけっこうボロクソ言われました。
初めは言われるごとに、体調のことや病院のことを説明していましたが、全く理解されず(というか理解しようとすらしない感じ)、途中からは無駄なことだとわかり話すことを止めました。
飲みの席ということもあり、悪ノリというか話のネタにされた感はあります。
捉え方によっては、僕のために皆が意見を出し合ってくれた、とプラスに考えることができるのかもしれません。
しかし、僕は違いました。
気胸含め体が弱いことで、家族に沢山の心配や苦労かけてきましたし、やりたいこともずっと我慢して生活してきました。
何も知らないのにそこまで言われる筋合いはない・・
長い付き合いの友達が多かったので、正直ショックでしたし、怒りを通り越して悲しみだけが残りました。
また自分の体の弱さを思うと悔しくて、その場に居るのがすごく嫌になり、一旦退室したのを覚えています。
嫌な思い出って中々わすれることが出来ないんですよね・・
友達と距離を置くことにしました
友達は大切な存在です。
けれど、その出来事があってから、毎回参加していた飲み会を断るようにしました。
今は、たまーに行く程度にしています。
やっぱり何事もバランスが大事だと僕は思っています。
特に体が弱い僕にとって、体調管理は大切です。
無理をしてまで人付き合いをする必要はないですよね。
それが友達だったとしてもです。
最後に
今回は、僕自身の体験談をもとにお話しさせていただきました。
今思えば、これまでにも似たような経験を沢山してきた気がします。
体が弱いことをネタにからかわれたり、ウザがられたり、白い目で見られたり。
そのことに対して、あまり意識することはありませんでしたが、ひょっとしたら潜在的に意識していて蓄積されたことで、僕の人付き合いが苦手なことに関係していたとしたら考えものです。